クラスターのホストクラブ、店名公表 店もSNSで独自発信 さいたま市

2020年7月10日 07時36分
 さいたま市大宮区の繁華街「南銀」地区でキャバクラ二軒とホストクラブ一軒でクラスター(感染者集団)が発生している問題で、清水勇人市長は八日、ホストクラブの名称を「URBANITY CLUB E・S(アーバニティークラブ エス)」だと発表した。一方、店名未発表のキャバクラ一店については、この日も公表しなかった。
 市は、感染者が五人を超えた場合はクラスターと認定し、原則店名を公表する方針。しかし、ホストクラブについて八日にクラスター発生を発表した時点では、会員制で店と顧客の間で連絡が取れていること、店側の了承が得られないことを理由に公表しなかった。
 一方で店側は会員制交流サイト(SNS)で自ら感染を報告。市は改めて店に公表を求め、了解を得た。清水市長は「店側はSNSでの発信が公表に当たるという認識がなかったようだ」と説明した。
 一方、従業員と客の計七人が陽性となったキャバクラ一店については、顧客情報が管理できているとして名称を発表していない。市保健所によると、店は把握している四十人の客に、濃厚接触の可能性があると電話やメールで伝えた。そのうち二十人から保健所に相談があり、PCR検査につながった人はまだ一人。
 市に相談しなかった二十人のうち、二十代男性客一人は直接民間検査を受け、九日、感染が判明。市保健所の担当者は、調査対象者全員を把握し切れていないことを認め「今後は店側に客のリストの提供を求め、連絡を取りたい」と話した。

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