東京で最多更新243人感染 1都3県で300人超

2020年7月10日 23時00分
 東京都は10日、新たに243人の新型コロナウイルス感染者が報告されたと発表した。1日あたりの人数は過去最多を更新。2日連続の200人超えも初めて。累計感染者数は7515人。10日は埼玉県で44人、神奈川県で32人、千葉県で12人の感染が報告され、1都3県で300人を超えた。(小倉貞俊、松尾博史、岡本太)
 都内の感染者のうち、年代別の最多は20代の126人。30代以下で全体の8割を占めた。
 感染経路が判明しているのは142人。内訳は、接待を伴う飲食店の従業員や客など「夜の繁華街」関連が92人で、新宿区のホストクラブ6店舗への集団検査で判明したホスト47人が含まれる。ほかに家庭内が17人、友人らとの会食が12人など。新宿区で6月30日~7月5日に催された舞台「THE★JINROイケメン人狼アイドルは誰だ!!」の出演者と客の計10人の感染も判明。同舞台関連で計14人のクラスター(集団感染)があったと明らかにした。
 感染経路が不明・調査中は、夜の繁華街関連18人を含め101人。入院者は現在、重症者5人を含む487人。新たな死者は16日連続で報告されていない。都の担当者は「ホストの集団検査もあり、新宿で多く出ると全体の数が増える状況。200という大きな数字なので、引き続き注視していく」と話した。
 一方、東京都医師会は10日、記者会見し、尾崎治夫会長が「市中感染が起きているのは間違いない」と指摘。「地域を限定して補償を伴う休業要請をし、集中的にPCR検査をすることが必要。都道府県や区市に任せず、国として対応してほしい」と求めた。
 東京など1都3県の知事は同日、テレビ会議を開き「感染しない、感染させない行動を」と呼びかける共同メッセージをまとめた。

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