関東最強軍団・茎崎ファイターズが始動

2020年6月18日 10時05分
 昨年の高円宮賜杯全日本学童野球大会で準優勝した茎崎ファイターズ(茨城県つくば市)が14日、同市内グラウンドで今季の練習をスタートさせた。2時間半と短く、朝から降ったりやんだりの雨が時折、強く打ちつける中での始動となったが、仲間たちとの久しぶりの再会に、ナインは笑顔で白球を追い掛けた。 (鈴木秀樹)

できることを

 新型コロナウイルスの影響が残り、学校の校庭はまだ開放されていない、つくば市。この日、茎崎ナインはホームグラウンドの茎崎第一小からほど近い、高見原ソフトボール場で2時間半の練習を行った。
 前日の予定が雨で流れたために、この日が今季最初の練習。茂呂修児コーチがつぶやいた。「例年なら、マック(全日本学童大会)の県大会がスタートする週なんですよね…」

[photo:打撃練習に取り組む]


 本来ならば、昨年の記録を塗り替える、全国制覇を目指していたはずだった。「選手もそろい、ケガなく、皆が力をつけ、順調そのものでした…」と吉田祐司監督。頂点を目指すことすら阻まれた悔しさは、察するに余りあるが、指揮官は「それでも徐々に今後の大会が決まり、声を掛けていただいているところもある。その中で、彼らに残してあげられるものがあれば」と前を向く。

[photo:茎崎の練習では、最初からハイペースなキャッチボールを行う]

 小林拓真コーチの「コロナだけじゃなく、きょうは蒸し暑さもある。体調がおかしいと感じたら、今まで以上に、すぐに伝えるようにね」の言葉を聞き、練習開始。アップを終えると、トスバッティングに入った。

徐々に動き戻る


 打撃から始めることは「よくありますよ」と佐々木亘コーチ。「打者以外の選手たちにとっては、ここでの守備もアップ代わりになります。途中に打撃メニューが入ると、体も冷えてしまうし、キャッチボールから守備練習への流れをスムーズにしたいですから」

[photo:キッズ(低学年)たちも元気に練習に取り組んだ]


 打撃を終えると、軽く食事をしてキャッチボールから守備へ。隣では、低学年の選手も別グループで同じメニューに取り組んでいる。
 外野の位置についてのフライノックでは、久々ゆえか、打球に対するスタートが遅れる場面も。それでも、続けるうちに、見違えるように、選手たちの動きがキビキビとしてきた。

[photo:フライノックでは、動きながら徐々に“勘”が戻ってきた様子だった]

 しかし、この日の練習はここまで。グラウンドの使用時間が限られているのだ。大きな声でグラウンドにあいさつをし、関東最強軍団のシーズン最初の練習は幕を閉じた。






[photo:久々の練習を終えグラウンドにあいさつ]






(東京中日スポーツ 2020.6.18付)

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