<コロナと生きる@いばらき>知事会見 東京への移動「慎重対応を」 「自粛要請とほぼ同じ」

2020年7月11日 07時44分
 東京都で連日、過去最多の新型コロナウイルス感染者が確認され、急速に感染拡大していることを踏まえ、大井川和彦知事は十日の定例会見で、都内への移動に「慎重な対応を」と呼び掛け、「自粛(要請)とほぼ同じ」とした。また、店舗などで感染者と接触した可能性のある人にメール通知するシステム「いばらきアマビエちゃん」の普及が進まないことから、事業者に義務化できないか検討することを明らかにした。(鈴木学)
 県は県内や都内での感染者の増加を受けて、三日に県の対策指針を「ステージ2」に引き上げ、営業や外出の自粛は求めないものの、都内への不要不急の移動・滞在について注意を促していた。
 知事はこの日、現状ではステージ2を維持するが、都の一日当たりの経路不明陽性者は一つ上のレベルと説明し、警戒を強めるよう求めた。
 「あえて自粛という言葉を使わずにおいたが、移動に慎重な対応をお願いするというのは、中身的に自粛とほぼ同じ。行くなとは言わないが、リスクが大きいことを理解して行動してほしい」と述べた。
 また、アマビエちゃんについて、知事は「第二波の到来前に100%の普及にもっていきたい」と意気込むが、十日午後二時現在で事業者などの登録は約二千八百件。休業要請で見積もった約三万事業者と比べると10%に満たない。
 「全然足りない。あらゆる手を講じて普及に努めたい。条例を使って義務化することを含め、方策を検討したい」と話した。
 アマビエちゃんは、事業者が県のホームページなどから店舗情報や取り組む感染防止対策を登録し、発行された「宣誓書」を施設に掲示して、利用者がQRコードを端末で読み取ってメールアドレスを登録すると、感染者と同じ日に利用した場合に県から注意喚起の通知が届く仕組みだ。
 メールを受け取った人は、体調変化に注意したり、保健所などに相談したりしてほしいとしている。

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