セクハラ辞任の福田前財務次官、オンライン大学院の委託講師に

2020年7月14日 06時00分
福田淳一前事務次官

福田淳一前事務次官

 セクハラ問題で2年前に財務次官を辞任した福田淳一氏が、金融グループSBIホールディングスが運営する通信制のSBI大学院大学の教職に就いていたことが13日分かった。
 SBI大学院大学は、企業経営者らを育成するため、2008年に開校した。オンライン授業を行う2年制の大学院で、学長はSBIホールディングスの北尾吉孝社長。福田氏は2019年4月から同大と業務委託契約を結んで講義する「委託講師」として、経済政策や財政の授業を受け持っている。
 同大の広報担当者は「福田氏はビジネスを扱う大学院大学にふさわしい人材として採用した」と話した。14~15年に財務官だった山崎達雄氏も現在、教授を務めており、為替政策などを教えている。
 福田氏は18年4月、テレビ朝日の女性記者に対するセクハラ行為があったとして同社から抗議を受けた。福田氏はセクハラ行為を否定したが、「職責を果たすことが困難になった」として財務次官を辞任。その後、財務省はセクハラがあったと認定。減給の懲戒処分に相当するとして退職金を減額した。(吉田通夫)

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