藤井七段ちょっとヒヤヒヤ…初体験「封じ手」にサイン忘れて

2020年7月14日 06時00分

封じ手の入った封筒に封印のサインをする藤井聡太七段

 2日制のタイトル戦で、1日目の夕方に実施される「封じ手」。藤井聡太七段は初体験となった。
 封じ手は、対局中断の時点で手番の棋士が、別室で次の一手を用紙に書いて封印。立会人らが厳重に保管し、翌朝の再開時に開封する。次の手番の棋士が最新局面を一晩考えられる不公平を防ぐ仕組み。
 第1局では木村一基王位が封じた。藤井七段は「できれば木村王位に封じてもらい、勉強したかった」と明かしている。第2局立会人の深浦康市九段は「封じた側は一手先を考えられるが、相手側には割り切って休めるメリットもある」。
 記録係に事前に手を封じる意思を伝えるなど、落ち着いた様子で封じ手に臨んだ藤井七段。しかし封筒にサインを忘れていたことを木村王位に指摘されるという初々しい一幕もあった。 (岡村淳司)

◆「封じ手」を販売 収益は豪雨被災地などへ

 日本将棋連盟は、藤井七段が初めて書いた「封じ手」の用紙を希望者に販売し、収益は九州を中心とする豪雨被災地などへのチャリティーに役立てる方針。木村王位が提案し、藤井七段も同意した。そのため封じ手は通常なら2通のところを、3通作成された。販売方法は近く連盟のホームページで発表

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