ゴーン被告、恩返し宣言「助けてくれた人を助ける」

2020年7月14日 06時00分
カルロス・ゴーン被告=ロイター・共同

カルロス・ゴーン被告=ロイター・共同

 【カイロ=蜘手美鶴】日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告(66)=会社法違反罪などで起訴=がレバノンに逃亡した事件で、被告が中東の衛星放送アルアラビーヤのインタビューに応じ、「自分を助けてくれた人たちのことは助ける」と話した。事件を巡っては、逃亡を手助けしたなどとして米国などで9人が逮捕、起訴されている。同放送が11日に報じた。
 拘束されている人たちをどう思うか聞かれ、ゴーン被告は「特定の人物に関してコメントしない」としながらも、「これまで助けてくれた人たちには借りがある。できる限りの方法で助ける」と述べた。「解放されるよう手を尽くすのか?」と問われると、「そうだ」と答えた。
 ゴーン被告は保釈中、関係者との接触を制限され、自宅の出入りも監視カメラで常に把握されていた。逃亡にあたって「国外の人たちにどうにか連絡を取る手段を確立した」と明らかにしたが、出国方法については「日本国内や海外にいる協力者に危険が及ぶ」として詳細は語らなかった。
 米司法当局は5月、米陸軍特殊部隊の元隊員とその息子を拘束。東京地検は米国に2人の引き渡しを求めている。トルコの裁判所では今月3日、密航をほう助した罪などで起訴されたプライベートジェット運航会社幹部ら7人の初公判があった。

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