<新型コロナ>さいたま・南銀 あすからPCR検査 キャバクラやホストクラブ、全従業員を対象

2020年7月14日 07時43分
 さいたま市は、大宮区の繁華街「南銀」地区のキャバクラやホストクラブの全従業員を対象にしたPCR検査を十五日から開始する。予約受け付け初日の十三日は午後六時時点で申し込みはゼロ。検査は土日祝日を除く今月下旬まで実施の予定。申込件数により延長も検討する。
 南銀地区では六月下旬から接待を伴う飲食店三店でクラスター(感染者集団)が発生。市は今月七日、キャバクラ・ホストクラブの全従業員を対象に検査を行うことを決め、十日までに風俗営業法上の届けがある飲食店二百二十六店舗に検査の案内を送っていた。
 区内に設ける「臨時検査所」の処理能力は一日最大三十件程度。市は案内を送ったうち何店がキャバクラ・ホストクラブに当たるのかつかみ切れず、対象となる従業員数も把握できていないが、より規模が大きい繁華街で先行して検査した福岡・中洲地区で検査数が四百五十件程度だったことを参考にした。検査に応じない店には、電話連絡や訪問で働き掛ける。清水勇人市長は「一人でも多く検査を受けてもらい、店の状況を把握できるよう取り組む」と話した。
 この問題に関連し、清水市長は十三日、厚生労働省を訪れ、橋本岳副大臣に保健所の体制充実やPCR検査への人的・財政的支援などを要望。クラスター発生時の店名公表についても、国が一律の基準を示すよう要請した。会談後、取材に応じた清水市長によると、橋本副大臣は「全店舗対象の調査はありがたい、必要なことがあれば支援する」などと応じたという。 (前田朋子)

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