懐かしい15分の旅 村井美樹さん

2020年7月14日 07時53分
 水間鉄道は大阪府南部・貝塚市の貝塚−水間観音間を走るローカル線です。長さ5.5キロの短い路線ですが、最近は1万円で10日間オリジナルのヘッドマークをつけられるサービスが人気。私が訪れた時もどなたかの愛犬の誕生日を祝うヘッドマークが飾られていて、ほっこり心和みました。
 貝塚駅から乗った車両は、元東急7000系を改造した1000形。同じく元東急7000系が走る青森県の弘南鉄道とのコラボ車両で、青のラインが引かれ、側面には弘南鉄道のロゴも。車内は東急Bunkamuraのつり革や弘前市のポスターもあり、一瞬自分が大阪、青森、東京のどこにいるのか分からなくなりました(笑)。レトロな扇風機に、年季の入ったオレンジのロングシート、うなるモーター音も懐かしく、のどかな空気が漂います。
 15分であっという間に終点の水間観音駅へ。この駅は卒塔婆風の個性的な造りで、大正15年の開業当時の姿が残っています。そこから歩いて10分ほどの所に、関西屈指の厄よけ寺で有名な水間寺が。水間鉄道では水間寺で厄よけ祈祷(きとう)を受けたコロナウイルスの終息を願う1日フリー切符も販売しています。ネットでも買えるので、お守りがわりに持つのもいいかもしれませんね。

関連キーワード

PR情報