<新型コロナ>PCR検査、1日70→300件へ 杉並区、態勢強化

2020年7月15日 07時30分
 杉並区は14日、新型コロナウイルスのPCR検査態勢を強化すると発表した。医療機関への支援や検査可能なバスの導入で、来年3月末までに現在の約4倍となる1日300件を目指す。約3億円を補正予算案に計上し、21日の区議会臨時会に提出する。 (三輪喜人)
 軽症や無症状の人の検体を採取する「PCR検査スポット」を四つの基幹病院に設け、運営費を助成する。今月から順次始め、1日120件の採取を見込む。また、複数の診療所が唾液によるPCR検査の準備をしていて、今後、区全体で1日100件ほどの検体採取ができるようになるという。区は、1検体当たり3000円を助成して後押しする。
 PCR検査ができるバスは、除菌システムや陰圧装置を完備し、診察や検体採取をする。保健センターの駐車場や、各地に移動し、身近な場所で受診できるようにする。10月から運用する。採取した検体は、杉並保健所のほか、都や民間の検査機関で判定する。
 区では現在1日約70件の検査ができる。今後の流行に備えて、感染のピークだった4月上旬の状況が、しばらく続いても対応できる件数に目標を定めた。会見した田中良区長は「先手を打っていきたい」と話した。

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