ラグビータウン熊谷に追い風 県営公園に施設整備へ

2020年7月15日 07時39分

建設計画が発表された新施設の立体模型。中央の屋外練習場左側の建物が宿泊棟、右側グラウンド寄りがクラブハウスの入る管理棟、その右側の丸い屋根が屋内練習場=熊谷市の県営ラグビー場で

 ラグビートップリーグの「パナソニック・ワイルドナイツ」が本拠地を現在の群馬県太田市から熊谷市へ移転するのを受け、県営熊谷スポーツ文化公園内に屋内運動場や宿泊棟など新たなラグビー関連施設が整備される。14日、県ラグビーフットボール協会(事務局・熊谷市)と同チームが記者会見して発表した。「ラグビータウン熊谷」の拠点となることが期待されている。 (渡部穣)
 ラグビーはプロ化の計画が進んでおり、新リーグが始まれば、パナソニックは、昨年のワールドカップ(W杯)日本大会の会場の一つにもなった同公園内の県営熊谷ラグビー場をホームグラウンドとして戦う。
 新しく整備されるのは、チームのクラブハウスが入る予定の「管理棟」と、最大約八メートルの天井高や人工芝のグラウンドを備えた「屋内練習場」、三百八人まで宿泊可能で一般客も利用できる「宿泊棟」の三施設。来年八月の完成を目指し、総工費は約三十五億円。協会が借り入れた資金で建設し、パナソニックが三十五年契約で賃借料を払う。
 同協会会長の富岡清市長は「W杯の盛況ぶりのレガシー(遺産)を後世に残すため、地域とチームが一体となって盛り上げていく拠点としたい」と期待を込めた。パナソニックの坂手淳史キャプテンも「地域と共に、強いチームをお見せしたい」と意気込んでいた。

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