「Go To トラベル」予定通り実施 西村担当相「感染防止策行い」

2020年7月15日 14時33分

衆院予算委員会の閉会中審査で、答弁する西村経済再生相


 西村康稔経済再生担当相は15日午前の衆院予算委員会の閉会中審査で、国土交通省の観光支援事業「Go To トラベル」について「(新型コロナウイルスに関する)足元の感染状況をしっかりと踏まえ、国民の不安を払拭ふっしょくしながら、心情に配慮しながら進めていくことは当然だ」と述べ、感染防止策を行った上で予定通り実施する考えを示した。
 現在の感染状況について、西村氏は「(5月25日の緊急事態宣言解除の時点で)大きな流行を収束させた。ただ、小さな流行は起こる。感染状況は分析しなければいけない」と説明した。
 緊急事態宣言の発令と併せて4月7日に閣議決定された緊急経済対策では、「感染拡大が収束し、国民の不安が払拭された後」に、業界支援策「Go To キャンペーン」を行うことが盛り込まれていた。全国的に感染者が増える中、各地の首長からは、22日開始予定の事業の延期を求める声が上がっている。
 西村氏は、政府の新型コロナ感染症対策分科会を16日に開催することも明らかにした。「Go To トラベル」に関して専門家の意見を聞き、実施主体の国土交通省に伝えるとした。いずれも、国民民主党の馬淵澄夫氏の質問に答えた。
 立憲民主党など野党4党の国対委員長は15日の会談で「Go To キャンペーン」の実施延期を政府に求める方針で一致した。立民の安住淳国対委員長は記者団に「結果的に感染拡大につながれば、まさに政府が起こした人災ということになる」と指摘した。

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