都が感染警戒度を最高レベルに 「拡大している」に引き上げ

2020年7月15日 13時50分

 東京都は15日、専門家を交えた新型コロナウイルス感染症対策のモニタリング(監視)会議を開き、都内の感染状況について4段階の警戒度の最高レベルにあたる「感染が拡大している」に引き上げる方針を決めた。(小倉貞俊、松尾博史)
 都内では12日まで4日連続で、新規感染者の報告数が200人台を記録。14日時点では直近7日間の平均で173.7人に上り、緊急事態宣言中のピークだった167.0人(4月14日)を上回った。
 感染経路不明者の週単位の増加比も前週の倍に迫る192.1%になっており、都民へのより強い注意喚起のため、警戒度の引き上げに踏み切る。
 一方、「医療提供体制」の警戒度は、重症患者が横ばいで推移していることなどから、2番目に重い「体制強化が必要である」に据え置く。
 都は引き続きPCR検査態勢の拡充や病床確保を進める。また、高齢者の外出時には感染防止に特に注意するよう求めるほか、改めて都外への不要不急の外出をできるだけ控えるよう呼び掛ける方針。小池百合子知事は15日午前、報道陣の取材に「なかなか厳しい状況にある」との認識を示した。夕方に記者会見を開いて今後の方針を説明する。

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