『待ってました!』僕らも 歌舞伎を無観客上演 勘九郎・七之助が生配信

2020年7月17日 07時46分
 歌舞伎俳優の中村勘九郎=写真(右)、七之助=同(左)=が18、19日に歌舞伎公演を無観客で上演、インターネットで有料ライブ配信する。勘九郎は「舞台の上からパワーを届けたい」、七之助も「ささやかながら元気になっていただけたら」と話している。
 新型コロナウイルスの影響で歌舞伎公演が三月から途絶え、二人にとっても久々の舞台。舞踊の「お祭り」を基にした「猿若揃江戸賑(さるわかそろうえどのにぎわい) 厄祓浅草祭(やくはらいあさくさまつり)」で、江戸っ子の粋を華やかな祭りの風情とともに見せる。
 「お祭り」は客席から「待ってました!」の声が掛かり、俳優が「待っていたとは、ありがてえ」と応じる場面がある。
 「お客さまも僕らと同じで『歌舞伎、待ってました!』という気分だと思うんです」と勘九郎。声を掛ける「大向こう」を会場に呼ぶといい、「ご覧の方々はチャットなどに、掛け声をきっかけに『待ってました!』と書き込んでください」と言って笑う。
 縁の深い浅草公会堂での上演で、三社祭にちなんだ振りなども盛り込まれる。勘九郎の息子の勘太郎、長三郎、一門の鶴松らも出演。両日ともその後、過去の舞台映像などを上映し、勘九郎、七之助が生でトークを繰り広げる。
 「感染症でこんなにも影響が出るなんて、歌舞伎が始まってから初めてのはず」と七之助。勘九郎は「演目にも入れた通り、厄払いの気持ちで臨みます」と力を込めていた。
 配信は十八日午後一時と十九日午前十一時、イープラスの「Streaming+」か、チケットぴあの「PIA LIVE STREAM」で。料金は各三千円。

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