藤井聡太棋聖、最年少タイトルから一夜明け「探究心持ち続ける」

2020年7月17日 11時13分

対局から一夜明け、記者会見で色紙を手にする藤井聡太新棋聖=17日午前、大阪市の関西将棋会館で(榎戸直紀撮影)

 史上最年少の17歳11カ月での将棋タイトル初獲得から一夜明け、藤井聡太棋聖が17日朝、大阪市の関西将棋会館で記者会見した。獲得後に揮毫した「探究」の色紙を掲げ「将棋は本当に難しいゲームで、まだまだ分からないことばかり。これからも探究心を持って盤上に向かっていきたい」と決意を新たにした。
 16日夜は愛知県の自宅の母親に電話し「『良かったね』と言ってもらいました」。日本中が驚く快挙にも「普段通りに眠れた」という。「藤井棋聖」と呼ばれることには「まだ慣れない感じ。これから徐々に、タイトルホルダーとしての立ち居振る舞いを勉強していければ」と語った。
 プロ入りから約4年間の成長については「トップ棋士の方と対戦する機会を得られ、課題を見つけられた。特に中盤の指し回しは成長できた」と回答。子どもたちへのメッセージとして「好きなことに全力で取り組むことを大切にしてほしい」と呼び掛けた。
 藤井棋聖は王位戦7番勝負(東京新聞主催)でも木村一基王位(47)に挑戦中で、現在2連勝。「木村王位の力強い指し手に苦しめられる場面も多かった。反省し、いい内容の将棋を指したい」と、8月4、5日の第3局に向けて抱負を語った。(樋口薫)

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