米兵の来日時のPCR検査、全員実施を要請 河野防衛相 米側も応じる意向

2020年7月18日 06時00分
 在日米軍基地内の新型コロナウイルス感染拡大を巡り、河野太郎防衛相は17日の記者会見で、米兵らが海外から在日米軍基地に直接入国する際のPCR検査を、現行の症状がある人だけでなく、無症状者らも含め全員を対象に実施するよう米側に求めたことを明らかにした。米側も全員を対象とする方向で調整しているという。
 沖縄県内の米軍基地で140人超のクラスター(感染者集団)が発生したことを踏まえた。河野氏は会見で、入国した米兵らが「陽性でも無症状で移動しているケースがあると思う」と指摘。米国を出る際と日本入国時の二回、関係者全員の検査を米側に要請した。
 米軍関係者が海外から軍用機やチャーター機で在日米軍基地に入る場合、日米の合意で米軍が検疫を担う。入国者は14日間、移動が制限され、公共交通機関は利用禁止になる。
 だが無症状者へのPCR検査はなく、全ての入国者を検査する日本の水際対策に比べ基準が緩かった。羽田や成田など民間空港から入国する場合は、日本の検疫ルールが適用され、検査結果が出るまで空港内やホテルでの待機が義務づけられる。(山口哲人)

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