<コロナと生きる@いばらき>「いばらき応援割」予約開始 都内など感染拡大、県民限定に

2020年7月18日 07時34分
 新型コロナウイルスの影響で落ち込む県内観光の回復を目指し、県が県内宿泊施設の宿泊料を補助する「いばらき応援割」の予約が十七日、スタートした。東京都などの感染拡大を受け、利用は県民限定に急きょ変更した。対象宿泊施設は三十三市町村の二百六十六施設。国が二十二日から始める観光支援事業「Go To トラベル」との併用も可能としている。(鈴木学)
 県によると、いばらき応援割は、参加登録した県内の宿泊事業者があらかじめ料金を割り引いた宿泊商品を販売し、実績に応じて県が割引相当額を補助する。
 補助額は、割引前の料金が一人一泊当たり一万円以上は五千円、六千円以上一万円未満は三千円。事業費は九千九百万円で、約二万人の宿泊利用を想定。八月三十一日宿泊分まで受け付ける。
 利用者は、いばらき応援割の特設サイトで対象施設を確認の上、直接電話などで予約する。県民の証明には免許証などが必要。事業者は感染者との接触可能性を知らせる県独自のシステム「いばらきアマビエちゃん」登録が要件となっており、利用者に対しても各施設でのシステム利用を呼び掛けている。
 対象施設が最も多いのは国営ひたち海浜公園や那珂湊漁港があるひたちなか市で、三十二カ所。次いで水戸市やつくば市が多い。
 一方、「Go To トラベル」は、国内旅行代金の50%を支援(一泊当たり上限二万円)し、うち35%分は代金から割り引き、15%分は旅先での買い物や飲食に使える地域共通クーポンで配る事業。併用は、宿泊施設が応援割と同様に直接予約を受ける場合のみ可能で、併用を実施しているのか施設への確認が必要となる。
 応援割は当初、県民以外の利用も想定していたが、都内などでの感染者増加を受け、県民に限定した。
 県観光物産課の担当者は「県外の人を呼び込める状況になれば改めて検討したい。多くの県民の県内再発見の機会になり、施設に元気になってもらえれば」と話している。
 問い合わせは、いばらき応援割事務局=電0570(064)407=へ。

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