夏休み たった9日間⁉ 公立校95%で短縮 コロナ休校の遅れ取り戻せ   

2020年7月18日 12時39分
 新型コロナウイルスで公立小中高校などを休校とした全国の1794教育委員会のうち、学習遅れを取り戻すために夏休みの短縮を予定しているのは1710教委で、全体の95%に上ることが、文部科学省の調査で分かった。全国の都道府県や市町村の教育委員会を対象に、6月23日時点の状況を聞いた。
 小中では20日間以下の教委が約70%を占めた。9日間が最も短く、小学校で105教委、中学校で139教委。高校の最短は4日間で1教委だった。暑い期間に休みが限られ、子どもたちの体調や精神面のケアが一層求められそうだ。
 休校中に教員らと自宅の子どもがオンラインでつながり、同時双方向型の学習を実施したのは270教委で、15%にとどまった。4月時点の5%からは増えたが、依然として低水準だった。
 オンライン学習に必要な端末の整備など「積極的な情報通信技術(ICT)の活用に課題があった」とした教委は86%に上った。
 学習遅れを取り戻すため、学校再開後に実施したり、実施を予定したりしている工夫としては、土曜日の活用を挙げたのが339教委で19%、学習内容を来年度以降に繰り越すとしたのは252教委で14%だった。
 このほか「学校行事の見直し」が1734教委で97%、「ICTの活用」が1277教委で71%、「学習活動の重点化」が1254教委で70%、「時間割編成の工夫」が1065教委で59%、「補習の実施」が478教委で27%だった。
(共同)
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