19年度の千葉都市モノレール 8年連続で輸送人員増

2020年7月19日 07時07分
 千葉都市モノレールは二〇一九年度の営業実績を発表した。輸送人員は千九百四十一万人で、八年連続の増加。運輸収入とともに過去最高を記録した。一方、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、年度末の今年三月の輸送人員は大幅な減少がみられた。
 同社によると、一九年度の輸送人員は前年度比で二十二万一千人多かった。一六年に千葉駅でJRとの連絡通路が開通したことで、千葉みなと駅や天台駅など、千葉駅と近距離の駅の利用者が増えたという。そのほか、同社は宅地開発による千葉市若葉区の駅周辺での人口増も要因とみる。
 輸送人員の伸びもあり、同年度の運輸収入は三十三億七千九百万円と、前年度比千九百万円増。三年連続の増加となった。
 一方、今年三月は輸送人員が急激に減っており、前年同月比で三十七万二千人減の百二十三万人。特に定期券を利用しない乗客の減少が顕著で、感染拡大に伴う外出自粛が影響したとみられる。
 三〜五月の運輸収入は、前年比40%減。東京五輪・パラリンピックの延期により、本年度予定していた成田空港でのモノレールのPR活動も中止になった。同社経営企画課の担当者は、「一年の収入見込みはこれから精査するが、生活様式の変化もあり、厳しい見通しになりそうだ」と話している。 (太田理英子)

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