奈良古墳群出土の馬具や須恵器展示 沼田市歴史資料館

2020年7月20日 07時22分

奈良古墳群の出土物を集めた企画展の会場=沼田市歴史資料館で

 沼田市奈良町の「奈良古墳群」から出土した馬具や須恵器などを集めた企画展が市歴史資料館(テラス沼田二階)で開かれている。二月に県史跡に指定されたのを記念した展示。三十一日まで。
 同古墳群は古墳時代終末期の七世紀ごろに築造された群集墳。いずれも横穴式石室を持つ円墳とされる。かつては六十基もの古墳があったと伝わるが、土地改良などで多くが消滅し、現在は十三基が保存されている。直径は最大十七〜十五メートルで、十メートル以下も多い。
 遺物として装身具や武器などが出土している。特に馬具が充実しているのが特徴で、古墳を築造した集団は馬の生産に携わっていた可能性が高いとされる。
 会場では、十三基それぞれについて写真や説明書、測量図のパネルで解説。鐙(あぶみ)をつるす金具や轡(くつわ)、馬を飾る金銅製の杏葉(ぎょうよう)などの馬具のほか、大甕や壺(つぼ)などの須恵器、直刀や鉄のやじり、勾玉(まがたま)などを展示している。
 午前九時半から午後五時まで。水曜と二十七、二十八日は休館。観覧料は一般二百二十円、中学生以下無料。(渡辺隆治)

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