自然と歴史、旅して本に 夫婦で巡った名所旧跡100選 元教諭の小板橋武さん

2020年7月20日 07時23分
 宇都宮市の元小学校教諭小板橋武さん(83)=写真=が、在職中から妻芳子さん(77)と2人で巡った旅先の思い出を1冊の本「日本列島見て歩こう」(随想舎)にまとめた。副題は「小樽から鹿児島まで名所旧跡100選」で、2人で出掛けた多くの場所からよりすぐって紹介している。(原田拓哉)
 小板橋さんは二〇一四年四月、県内の名所旧跡や偉人の旧居などを紹介する「これだけは見ておきたい 栃木の宝物五〇選」(同社)を出版しており、今回はその全国版の内容になっている。
 小板橋さんが一〇〇選を選んだ主な基準は、美しい風景、歴史の舞台となった場所、偉人の旧居や記念館など。一般的な旅行ガイドブックとは趣が異なり、旅先で印象に残ったことをエッセーにまとめ、写真も一部掲載している。
 一〇〇選の中でも、小板橋さんが特にお薦めする場所は、北九州市の和布刈(めかり)公園。公園からは眼下に瀬戸内海が広がり、源平の合戦の最後の舞台ともなった壇の浦が望める。
 もう一つ挙げるのが、福井市にある戦国時代の城下町跡、一乗谷。武家屋敷や寺院、町屋などの町並みが完全な姿で発掘された。
 二つとも、自然の美しさだけでなく、同時に歴史を振り返ることが魅力だという。
 小板橋さんは「日本の各地を歩いて分かったことは、素晴らしい文化遺産がたくさんあり、それを築いた先人たちの努力があったということ。多くの人に素晴らしい遺産を知ってもらいたい」と話している。県内主要書店などで、九百円(税別)で販売している。

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