<新型コロナ>都内への移動 自粛要請 知事「日本全体が第2波」

2020年7月21日 07時34分
 東京都内での新型コロナウイルスの感染者急増を受け、大井川和彦知事は二十日、臨時会見を開き、県民の都内への移動・滞在自粛と都民の県内への移動・滞在自粛を要請した。全国的に感染者が再び増加している現状について「日本全体が第二波にある」との認識も示した。
 県が感染状況を判断する六つの独自指標のうち、都内の経路不明陽性者数は、十九日までの一週間の平均値が一一〇・〇人で、最高レベルの「ステージ4」になった。一方、県内の感染状況に関する三つの指標はステージ2、県内の医療提供体制の二つの指標はステージ1のため、対策のレベルはステージ2に据え置き、引き続き休業などは要請しないとした。
 都内への通勤通学については「最大限の感染防止策」を要請。「飲食、会食での感染確率が高そうなので、よくよく考えてほしい」と注意を促した。
 都民の県内への移動自粛要請を巡っては、県民に対し、都内在住の家族、親族に帰省を控えるよう呼び掛けてほしいと訴えた。神奈川、千葉、埼玉三県については今後、必要があれば同じ要請を検討するとした。
 県は、県内のコロナ感染の「第一波」が収束したと判断し、六月八日に外出自粛や休業要請などを全面解除した。知事は会見で「本県ではいったんは完全に感染を収束させた」と強調した上で、「感染者が継続的に増えている。県だけでなく、日本全体が第二波になっているのではないかと思う」と語った。(鈴木学)

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