米大リーグ始球式で感染症の権威が暴投 報道は「ソーシャルディスタンスをとった」と伝える

2020年7月25日 05時50分
 【ワシントン=金杉貴雄】米大リーグは23日、新型コロナウイルスの影響で4カ月遅れで開幕した。首都ワシントンでの地元ナショナルズとニューヨーク・ヤンキースの試合では、感染症研究の権威で米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長が無観客の中でマスク姿で始球式を行う異例のスタートとなった。

23日、ワシントンで、マスク姿で米大リーグ、開幕戦の始球式を務めるファウチ国立アレルギー感染症研究所長=ゲッティ・共同

 トランプ氏と意見が対立しても新型ウイルスに関し警鐘を鳴らしてきたファウチ氏は、国民からの支持が高い。ナショナルズは「博士は国にとって真のチャンピオンだった」との声明を発表した。
 始球式でファウチ氏の投げたボールは1塁側に大きくはずれ、米メディアは「ホームベースとボールの『社会的距離』をとった」とのジョークで伝えた。
 試合開始前には両チームの選手がベンチ前に並び、全員で1つの黒い布を持ってひざをつき、黒人差別に対する抗議運動への共感を示した。

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