福島第一汚染水どうなった? 三多摩の会 きょう小金井でシンポ

2020年7月25日 07時08分
FoE Japanが製作した証言映像集「福島の漁師たち」(FoE Japan提供)

FoE Japanが製作した証言映像集「福島の漁師たち」(FoE Japan提供)

  • FoE Japanが製作した証言映像集「福島の漁師たち」(FoE Japan提供)
  • 満田夏花さん
  • 武藤類子さん
 「アンダーコントロールはどうなった?」をテーマに、東京電力福島第一原発にたまり続ける汚染水の問題を考えるシンポジウムが二十五日、小金井市内で開かれる。市民グループ・汚染水問題を考える三多摩の会の主催。会の中心メンバーで小金井市議の片山薫さんは「問題の深刻さを見つめ直したい」と話している。(花井勝規)
 原発構内にたまり続けている処理済みの汚染水は放射性物質を含み、その量は約百二十万トンにも及ぶ。東電は二年後に限界に達するとし、経済産業省の小委員会が二月、薄めて海洋放出する処分案を現実的な選択肢とする報告を行い、地元では反発が広がった。
 シンポでは、国際環境NGO「FoE Japan」が現地の漁師らの証言を集めて製作した映像作品「福島の漁師たち」を上映。満田夏花(みつたかんな)事務局長が、汚染水の現況や処理の課題などについて解説する。
 また、東電刑事訴訟支援団副団長の武藤類子さんがオンラインで参加し、福島県内の動向や刑事訴訟の状況について報告する。
 二〇一三年九月、安倍晋三首相はIOC総会で「(福一原発の)状況はアンダーコントロール(制御)されている」と発言、波紋を呼んだ。片山さんは「東京への五輪招致のため安倍首相のついたウソは重大だと思う。コロナ禍がなければ五輪が開催されていたこの時期に、制御不能な状況にある汚染水問題に焦点を当て、問題の深刻さを見つめ直したい」と話している。
 シンポは午後二時から、JR武蔵小金井駅前の宮地楽器ホール小ホールで開かれる。入場料六百円。主催者側はコロナ禍のため定員の把握に努めており、参加には電話予約が必要。片山さん=電090(2460)9303=へ。

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