市庁舎建て替え考える 安中でシンポ 安中市

2020年7月27日 07時30分

市庁舎建設の経緯や状況を説明する参加者=安中市で

 築六十年以上経過し、老朽化した安中市庁舎の建て替え問題を考える市民グループ「安中市まちづくりワンワンチーム」が、市民シンポジウム「まちづくりから考える市庁舎建設」の第一回を安中公民館で開いた。市民約二十人が参加し、既存の市松井田支所庁舎(旧松井田町役場)の有効活用などを話し合った。
 シンポは、市庁舎の役割や建設のあり方などをテーマに市民から提案してもらい、住民の立場から行政に提言するのが狙い。月一度のペースで十回を予定し、インターネットで動画配信もする。
 初回は同チームのメンバーが将来の人口予測や県内外の庁舎建設問題などを説明し、新庁舎建設の問題点を指摘。松井田支所の庁舎は建設が比較的新しく、非常用発電機も備えるなどの点から、同庁舎の活用による費用圧縮を提案した。
 参加者からは「大きな建物はいらない」「市民目線では、既存庁舎を活用していくことが重要」などの意見が出た。同チームの吉永真会長は「今はお金を防災や減災に使うべきではないか」と話した。
 市庁舎建設では、市が設置した市民懇談会や市議会特別委員会で協議している。一方、住民側でも「市庁舎建設を考える市民の会」と「安中市まちづくり研究会」の二つの市民団体が発足。両団体有志が一月、シンポ開催を目的に同チームを設立した。(樋口聡)

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