球場の廃棄食品で発電へ  西武ライオンズ、環境支援活動スタート

2020年7月28日 07時16分

環境支援活動に取り組む山川穂高選手(左)と森友哉選手=埼玉西武ライオンズ提供

 プロ野球の埼玉西武ライオンズは、新型コロナウイルスの影響により約三カ月遅れで開幕した今季、本拠地メットライフドームエリア(所沢市)で回収された食品廃棄物をバイオガス化し、電気や都市ガスにリサイクルする環境支援活動に取り組む。担当者は「プロ球団の中では珍しい試みではないか」としている。併せて選手による取り組みも発表された。
 リサイクル活動は、観客を入れた主催試合が再開された二十一日開始。リサイクルの対象は、エリアの飲食七十店舗の飲食廃棄物や、観客の食べ残しなど。専用のごみ箱で回収し、委託業者の施設で微生物を使って発酵させてガス化する。ごみの回収量や発電量などは試算していないという。
 他に、エリアで販売するドリンク類に使用していたプラスチック製ふたの削減、プラスチック製ストローの廃止と紙ストロー導入も試みる。
 選手の環境支援活動では、山川穂高選手と森友哉選手が1打点につき一万円ずつを積み立て、合計金額の半分を「彩の国みどりの基金」へ、残り半分を出身地の緑化基金へ寄付する。
 当初は長打力が自慢の山川選手が本塁打で、昨季首位打者の森選手が安打で、それぞれ基金を積み立てる予定だった。だが新型コロナウイルス感染拡大を受け、「二人で競い合いながら、よりたくさんの貢献ができる形が良い」として、同じ打点による積み立てに切り替えたという。 (加藤木信夫)

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