東京サニーズ完勝!! ジャビットカップ港区大会

2020年7月22日 01時00分
 2020ジャビットカップ港区大会は12日、東京都港区の埠頭少年野球場で決勝が行われ、東京サニーズが白金台ヤンキースを下して頂点に立った。サニーズは8月15日から、三鷹市の大沢総合グラウンドなどで各市区代表が参加して行われるチャンピオン大会への出場権を手にした。 (鈴木秀樹)
 ▽決勝
東京サニーズ
   000167|14
   001030|4
白金台ヤンキース
     (6回コールド)
(東)児玉智望、山上航平、友悠人、児玉−今坂純也
(白)山添睦也、井上博貴、宮門虎太朗、山添−ブリス・アレキサンダー、高崎悟史


コールドで頂点!!


 終わってみればコールド完勝だ。2年前には23区大会(低学年の部)で準優勝したサニーズ期待の世代が、その力を見せつけた。
 楽な展開ではなかった。スピード、コントロール、そして緩急と3拍子そろったエース・児玉智望は、この日も調子は悪くなかったが、コースを意識するあまりにカウントを悪くし、四球からピンチを招いた。3回には連続四球で、被安打0のまま早めの交代。走者を背負い登板した山上航平が犠飛で白金台に先制点を許した。

[Photo] 攻守の活躍が光った東京サニーズ・山上

 しかし、直後の4回に上野将佑の中越え三塁打から同点としたサニーズは、5回には連続四球と山上の絶妙なセーフティーバントで無死満塁とし、桜井恵介のスクイズで勝ち越すと、さらに今坂純也、鈴木温斗の連続適時打など打者10人の猛攻で一挙6得点。その裏には3点を返されたが、6回には桜井、上野の連続二塁打など、打者13人で7点を追加、最後は友悠人、そして再登板の児玉への継投で締めくくり、うれしい勝利を手にした。

[Photo] 6回表無死二、三塁、右中間に2点適時二塁打を放つ東京サニーズ・桜井恵介


 「厳しい場面も『1点ずつ』とつないで逆転し、優勝できた」と黒田奏多主将。リリーフでの好投に加え、2打席連続でセーフティーバントを決め好機を演出、攻守で活躍が光った山上は「持ち味の打たせてとる投球ができてよかった」と笑顔だった。再登板で最後を締めた児玉は「チームみんなで逆転してくれた。チャンピオン大会では、もっといい投球をしないと」と次に目を向けた。

[Photo] 優勝を決め、試合後のあいさつに整列する東京サニーズナイン

 本来ならば第一の目標だった高円宮賜杯全日本学童大会がコロナの影響で中止に。「それだけに、ここは取らせてあげたかった」と稲葉啓太監督は安堵(あんど)の表情を見せた。黒田主将は「チャンピオン大会も、目指すは優勝です!」と力を込めた。
◆優勝メンバー◆
(10)黒田奏多(0)上野将佑(1)児玉智望(2)今坂純也(3)桜井恵介(4)稲葉大地(5)宮井優羽(6)鈴木温斗(7)冨澤璃朗(8)上田悠慎(9)高橋颯也(11)松崎琉衣(12)中井裕也(14)山上航平(16)矢口玲生(17)友悠人(18)八巻蒼佑(19)佐野琉空(20)本杉彩翔(21)伊丹麟太郎(22)瀬戸口海斗


白金台ヤンキース 健闘の銀

 最後は大差決着となったが、3回には1死一、三塁から井上博貴主将がきっちりと犠飛を放って先制した白金台。先発のサイドスロー、山添睦也がコントロール良くサニーズ打線を封じると、攻撃では全員が打ちたい気持ちを抑えてボールを見極め、相手エースを攻略するなど、序盤には勝機もあった。

[Photo] 井上博貴主将の犠飛で先制点のホームに滑り込む白金台ヤンキース・仲隆太朗


 リードされた5回には高崎悟史、井上、宮門虎太朗の3連打などで3点を返し猛追も及ばず。「サニーズさんに勝つにはこの展開、という試合運びが、序盤はできていたんですが…」と小林孝監督は悔しそうに振り返った。それでも、チームは「6、7年ぶりの決勝でしょうか。随分久しぶりに、ここまで勝ち上がってくれました」。確実に力をつけての銀メダル獲得に、試合後のあいさつでは、応援団から大きな拍手が送られた。

[Photo] 健闘の銀メダルを獲得した白金台ヤンキース

◆準優勝メンバー◆
(10)井上博貴(1)宮門虎太朗(2)ブリス・アレキサンダー(3)山添睦也(4)安部浩太朗(5)片野栄人(7)赤股諒(8)高崎悟史(9)大塚優太(11)仲隆太朗(12)軽尾天亨(14)宮内哲穂(15)牧野航大(16)高木洸貴






(2020.7.16 東京新聞、7.22 東京中日スポーツ)

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