<コロナと生きる@いばらき>県内、新たに10人感染 水戸は「夜の街」も 市中感染の可能性

2020年7月29日 07時15分

 県と水戸市は二十八日、十人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。大井川和彦知事が県庁で臨時会見し、水戸市で確認された少なくとも二人は市内の「夜の街」の同じ飲食店を利用したと説明。感染源が東京や海外ではない市中感染が広がっている可能性があり、「最大限の警戒が必要だ」と呼びかけた。 (宮尾幹成、水谷エリナ)
 県内で新規感染者が十人以上になったのは四月十一日以来三カ月半ぶりで、緊急事態宣言が五月十四日に解除されてから最も多い。六月二十日以降の「第二波」では初めて。県内の感染者はこれで計二百五十四人になった。
 水戸市のこの日午後二時の発表によると、市内在住の男性五人の感染が確認された。
 このうち二人は二十代の自営業と非正規社員。残りは三十代、七十代、年代非公表の無職。二十七日に市保健所が実施したPCR検査で感染が判明し、既に市内の医療機関に入院している。七十代の男性は肺炎で症状がやや重く、他は症状が軽い。
 これを受け、大井川和彦知事は午後四時半から会見し「五人のうち少なくとも二人は、水戸市の『夜の街』で接待を伴う店を利用していた客だった。さらにそれ以外にも増える可能性が濃厚だ」として、市中感染の可能性を指摘した。
 十人のうち県が発表した五人は、古河市在住で外国籍の四十代の無職の女性、牛久市の四十代の自営業の男性、古河市の四十代の女性会社役員、古河市の十代の男子専門学生、つくば市の四十代の女性会社員。
 古河市の無職の女性は、十八日に感染が判明した四十代男性の妻で、二十二日に感染が判明した男児の母。複数の感染者が出た栃木県小山市での集会に夫婦で参加していた。夫と一緒に検査した際は陰性だったが、二十三日以降に症状が出たため、あらためて検査を受けた。
 牛久市の男性は、七月中旬に千葉県内の建築関係の仕事場で陽性者と接触していた。古河市の女性会社役員は十九日以降、のどの痛みや頭痛などの症状が出ていた。感染経路は今のところはっきりしない。
 古河市の男子専門学生は、二十二日まで東京都内に電車通学していた。つくば市の女性は、十七日まで都内に電車通勤していた。

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