感染対策ステッカー協力の店舗を公表検討 小池都知事が支援表明

2020年7月30日 06時00分
 東京都の小池百合子知事は29日、本紙のインタビューに応じ、新型コロナウイルス感染症対策に取り組む「感染防止徹底宣言ステッカー」を掲示する飲食店や遊興施設などの事業者を支援するため、掲示店舗などを公表しPRする考えを明らかにした。

新型コロナ対策を語る東京都の小池百合子知事=都庁で

◆「やる気を広げたい」

 小池知事は「一生懸命やっているところにインセンティブを提供することが、やる気を広げる意味で効果があると思う」と述べ、感染防止に取り組む店舗情報を利用者が入手しやすくすし、そうした店などの利用を促す方法を検討していると明らかにした。
 ステッカーは「手洗いの徹底・マスク着用」「できるだけ2メートルの距離を保つ」「体調不良の従業員はすぐに帰宅させている」といった対策項目を満たした場合に、都のホームページからダウンロードして掲示できる。都は「3密」などの防止のために、ステッカーが貼ってある店などの利用を呼びかけているが、どの店舗が取り組んでいるかの一覧表などは示していない。

◆条例化に意欲

 小池知事は「きちっと条例で位置付けが明確化されている方が効果が高い。迅速に条例化したい。(ステッカー掲示事業所は)現在7万件だが、もっとご協力いただきたい」とも述べ、条例でステッカー掲示を努力義務にすることも視野に、感染防止に取り組む事業所を広げていく方針を示した。都によると、数十万事業所が対象になり得るという。
 医療提供体制の維持について小池知事は「高齢者がいかに重症化しないか、に的を絞ることが効果がある」とし、高齢者施設などで重点的にPCR検査する取り組みを検討していると説明。「例えば、新たに入所する方を検査することも効果的と言われている。そうしたことも踏まえて(対応を)まとめている」と語った。 (原昌志、小倉貞俊、松尾博史)

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