コロナ「第2波の危機感」 小池知事にインタビュー

2020年7月30日 07時20分
 都知事選で再選を果たし、三十一日から二期目を迎える小池百合子知事。二十九日の本紙インタビューでは、当面最大の都政課題の新型コロナウイルス対策について「専門家の意見はまちまちだが、私とすれば『もう第二波だ』という危機感で進めていく」と強調した。 (小倉貞俊、松尾博史、原昌志)
 二十九日は都内で新規感染者数が二百五十人を記録。七月に入って二百人を上回るのは十五回目、百人超えは二十一日連続となった。二十二日の会見では「医学的、科学的には分析が必要だが、第二波という心構えを持つべきだ」と述べており、より事態を重く捉えた格好だ。
 「感染者数は高止まりしている。一日のPCR検査件数を(現状の最大六千五百件から)一万件まで増やしていく中、さらに感染者が増えていく」と分析。その上で「医療体制を逼迫(ひっぱく)させないため、高齢者の重症化を防ぐことに的を絞る。区(市町村)と連携して協議会を開くので、要請なども踏まえて効果的にピンポイントで(対策を)打ちたい」と語った。
 間もなく夏休みが本格化するのを前に「外出は極力お控えいただく。都外では、地域によっては医療態勢が脆弱(ぜいじゃく)なところもある。『(都内では15%ほどの)無症状者が、ひょっとしたら自分かもしれない』と考えれば『遠出』とはなりにくい」とし「大型連休のステイホーム週間のように『新しい夏休み』の在り方を知恵を絞り、工夫していきたい」と話した。
 二期目の政策で都庁の構造改革や情報通信技術(ICT)活用促進を掲げており「コロナに打ち克(か)つ東京になれば、金融市場としても、安全性としても、非常に高い評価を受けるチャンスでもある」と力を込めた。 

関連キーワード

PR情報

東京の新着

記事一覧