福生の歴史 写真でたどる 市郷土資料室 市制50年企画展 

2020年7月31日 07時14分

市制施行を祝う小学生たち(1970年7月1日撮影、市郷土資料室提供)

 今年、市制施行50周年を迎えた福生市の歴史を写真で振り返る企画展が、同市中央図書館内の郷土資料室で開かれている。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、記念式典や関連事業が延期に追い込まれる中、市民は感染対策に気を配りながら50年の歴史を振り返っている。 (布施谷航)
 市制が施行された一九七〇年七月一日に、「福生市おめでとう」の文字を掲げて喜ぶ小学生の写真や、現在の橋上駅舎になる前のJR福生駅を撮影した写真など約八十点がパネルで展示されている。現在の様子を撮影した写真も並べられ、訪れた人たちは町の移ろいを見比べていた。
 元市職員の生子(しょうじ)国利さん(91)は、二〇〇八年に市役所庁舎が建てられるまで使われていた旧庁舎の写真を眺め、「昔の建物は味があったねえ」と、当時の職場や仲間を思い返していた。
 市は今月、市制五十周年記念式典を開く予定だったが、コロナの影響で十二月に延期。同じ一九七〇年に市制を施行した友好都市の北海道登別市、滋賀県守山市との交流事業も先送りになった。市教委生涯学習推進課の青海伸一さんは「五十年の節目は大変な年になってしまったが、町の風景が変わったことを展示を通じて感じてもらいたい」と話していた。
 八月二日まで。開館は午前十時〜午後五時。入場無料。

展示されている写真パネル=いずれも福生市で


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