<新型コロナ>障害者の手作り、販売 平塚市ロゴ入りマスク

2020年7月31日 07時28分

ロゴ入りマスクを作った福祉事業所の利用者=平塚市役所で

 平塚市役所本館で障害者が作った各種製品を販売している福祉ショップ「ありがとう」は、市が新型コロナウイルス感染症対策の啓発などに使っているロゴマークが入ったマスクの販売を始めた。ショップの運営協議会が「平塚のオリジナルマスクを」と市に提案して商品化した。
 ショップは、マスクが品薄状態だった3月中旬、手作りマスクの販売枚数を増やした。市内の店舗にマスクが並ぶようになっても人気は衰えず、連日100枚以上、180枚以上売れた日もあったという。
 協力運営協議会の高橋真木会長(69)は「需要が増えたおかげで、マスクを作る力が上がり、みんなに自信がついた」。新たに市のロゴ入りマスクを企画し、製作に取り掛かった。

市オリジナルのロゴが入ったマスク

 ロゴは2種類。市が会員制交流サイト(SNS)のPRキャンペーンなどに活用している「#hiratsukagood」の文字はミシンで刺しゅうし、スローガン「手をつなぎたくなる街」のデザインを手洗いバージョンにしたロゴはシールにしてアイロンでプリントした。
 福祉事業所5施設の利用者が製作を担当。サンメッセしんわの秋本美奈子さん(33)は「自分たちが作ったマスクをしている人を見るとやりがいを感じる」と言い、貴峯(きほう)荘の鈴木正代さん(63)は「作るのは楽しい。みなさんに使ってほしい」と話す。
 マスクは300〜500円。ショップは市役所開庁日の午前10時〜午後3時半に営業している。(吉岡潤)

■座間防犯協 「警察官守ろう」と寄贈

座間署の小林署長(右)にマスクを寄贈した近藤会長=座間署で

 新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、不特定多数の人と接するなど、感染リスクの高い警察官を守ろうと、座間防犯協会は三十日、座間署にマスクなどを寄贈した。
 寄贈したのは大人と子ども用マスク計二千二百枚、フェースシールド十六枚、非接触型体温計二個。マスクを着用していない人と対応する場面で、署員が必要と判断すればマスクを渡して感染リスクを避ける。
 署が署員七十五人にアンケートしたところ、新型コロナウイルスの感染拡大後に「マスクをしていない人と一時間以上の長時間にわたって、対応したことがある」と答えた署員は五十七人で七割以上を占めた。
 泥酔者らの保護や緊急事案への対応など仕事上、避けられない接触が多いが、着用していない人に配るほどのマスクの備蓄はなく、そのまま対応するか、私用のマスクを渡した署員もいたという。
 署であった寄贈式で、小林淳一署長にマスクを手渡した防犯協会の近藤昭夫会長(76)は「コロナ感染拡大の中で頑張る署員たちの役に立ちたいと用意した。予防しながら、地道な警察活動を続けてほしい」と話した。(土屋晴康)

関連キーワード

PR情報

神奈川の最新ニュース

記事一覧