<新型コロナ>感染者出た学校名 川崎市教委が公表方針 風評被害受け、方針転換

2020年8月1日 07時11分
 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、川崎市教育委員会は三十一日、教員や児童・生徒に感染者が出た市立学校について、学校名を公表する方針を明らかにした。これまでに臨時休校した三校のうち二校は校名を伏せて発表したが、かえって風評被害が広がったことから方針を転換した。
 市教委は、学校名を非公表とした二校が、幸区の小倉小と宮前区の鷺沼小だったことも明らかにした。いずれも七月になって児童や教員の感染が明らかになり、臨時休校した。四〜五日間の臨時休校を経て再開し、濃厚接触者だった同級生や教員らも全員が陰性で登校を始めているという。
 市教委によると、校名を伏せて公表したことで、インターネット上などに間違った校名や根拠のない中傷が掲載されたり、市教委に学校名を教えるように求める電話が入ったりしたという。市教委は学校名を公表する方針について、混乱が生じないようにするとともに、患者への差別がないように取り組みを強化するとした文書を、小田嶋満教育長名で各保護者宛てに送ったという。文書は七月二十日付。(大平樹)

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