<ひとキラリ>「日常忘れ面白いと感じて」 船橋出身4人組 ロックバンド「ザ・ナゲッツ」

2020年8月1日 07時28分

車が取り囲んだドライブイン形式のステージで、ライブを披露する「THE NUGGETS」のメンバー=長柄町で(主催者提供)

 「日常を忘れられるようなライブを提供したい」。船橋市出身の4人組ロックバンド「THE NUGGETS(ザ・ナゲッツ)」が活動の幅を広げている。今年2〜3月に7カ国の計10会場で世界ツアーを行い、4月には地元・船橋の三番瀬でライブを、7月5日には長柄町でドライブイン方式のステージを披露。新型コロナウイルスの影響でライブはほぼできない状況が続いているが、「面白いことをやっているな、と感じてもらいたい」と今後を見据える。(保母哲)
 メンバーは、ボーカルの工藤わたるさん(25)、ベースの大牟田徹(とおる)さん(26)、ギターの西山浩喜さん(26)、ドラムの加治工芳(かじくかおる)さん(25)。四人は船橋市大穴地区出身の同級生。小学校入学前からの幼なじみで、中学二年生のとき「THE NUGGETS」を結成。国内各地でライブ活動を続けてきた。そのライブではエネルギッシュなロックに、踊りや軽妙なトークを織り交ぜ、多くの世代が楽しめるエンターテインメント・ショーを展開する。世界ツアーでは米国や英国、スペイン、エジプトなどで、日本語のほか英語でも曲を披露。「どの会場でも温かく受け入れてくれた」とメンバーは口をそろえる。
 ロックの本場・米国ではニューヨークとロサンゼルスのライブハウスに各約百人が入場。大盛り上がりだったといい、大牟田さんは「現地事情も分からず、不安もあったが、さまざまな出会いがあった。想像できないことこそが面白い−と気付いた」と話す。マレーシアは十代の若者、欧州では中年層が多いなど、聴衆の反応の違いも楽しかったという。
 長柄町で聴衆が車に乗ったまま楽しめるドライブイン方式のライブを行ったのは、新型コロナの「三密」を避けるため。「コロナで通常のライブはできない。お客さんの安全安心のため、どうしたら開催できるのかを考えた」と工藤さん。中央のステージを九十三台が取り囲んで日暮れに開幕し、ラジオを通して聴いてもらった。
 曲作りもメンバーが担っており、昨年四月までは大手音楽事務所に所属していたが、現在はフリー。マネジメントもほぼ自前でこなす。これまでに約二百曲を作り、約四十曲をアルバムなどに収録。年末には三枚目のアルバムを発売する予定という。練習場所は船橋市内のスタジオ。
 メンバーは七月二十七日、船橋市役所に松戸徹市長を訪ね、世界ツアーなどを報告。松戸市長は「四人で活動を続けてきたのが素晴らしい。今後も楽しみ」とエールを送っていた。

松戸市長(中)と記念撮影する「THE NUGGETS」=船橋市役所で

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