「抵抗する若者にとって香港の未来は暗い」と行政長官 羅冠聡氏らの指名手配は説明せず

2020年8月2日 06時00分
羅冠聡氏(ゲッティ=共同)

羅冠聡氏(ゲッティ=共同)

  • 羅冠聡氏(ゲッティ=共同)
 【上海=白山泉】香港の林鄭月娥りんていげつが行政長官は1日、香港国家安全維持法(国安法)に関する執行機関をすでに確立したと明らかにした。ただ詳細については「差し障りがある」として明確な説明を避けた。海外に逃れた民主活動家の羅冠聡らかんそう氏ら6人が同法違反で指名手配されたとの報道に関連して「抵抗が唯一の解決策という間違った考え方の若者を見かけるが最後の一線を踏み越える人にとって香港の見通しは暗いかもしれない」と述べた。テレビ番組のインタビューに答えた。香港メディアによると、6人には米国籍で香港出身の民主活動家、朱牧民しゅぼくみん氏も含まれる。
 一方、1年の延期を決めた立法会選挙について「1年間の議会の空白期間は現職議員を招請することで埋めることができる」と説明。ただ、具体的な方法については中国の全国人民代表大会常務委員会に判断を委ねる考えだ。
 林鄭氏は来年9月5日の選挙については、万全なコロナ対策を実施して確実に実施する方針で、香港メディアによると中国本土の新型コロナウイルス支援チームが2日に香港入りする。香港政府担当者によると、今回出馬を禁止された民主派の12人も来年の選挙に改めて出馬登録できるという。

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