<新型コロナ>松戸市、無症状の高齢者らに抗原検査の費用補助

2020年8月2日 07時20分
 新型コロナウイルスの感染拡大が収まらない中、松戸市は無症状の高齢者らを対象に、一万円前後の抗原検査の費用を五千円を上限に補助すると発表した。本人の感染の不安を和らげるとともに、陽性者を早期に発見して無症状者による感染拡大を防ぐのが狙い。
 抗原検査は特別な機器を使わず、外来で検体を採取してから三十分ほどで陽性、陰性を判定できる。PCR検査に比べ、やや感度が劣るものの、「早くて簡単で安い」(市地域医療課)のが特徴。PCR検査と同様、検体は鼻咽頭ぬぐい液を採取する。陽性と判定されれば、医師が保健所に届け出て対処する。
 補助対象は六十五歳以上の市民と市内の高齢者施設の職員。検査を行う市内の医療機関で予約して検査を受ける。支払いの際、医療機関が補助分を値引きし、市に請求する。
 市内の高齢者十二万人と職員一万人、計十三万人の二〜三割の受検を見込んでいる。市は事業費二億三百五十万円を予算化して臨時市議会に諮り、八月中旬にもスタートさせたい考え。
 本郷谷健次市長は七月三十一日の定例会見で「国の政策では全てを網羅できない。誰もが必要な検査を受けられる体制づくりを一歩、一歩進めていきたい」と強調した。 (林容史)

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