<各駅停車>新しい暮らし方

2020年8月2日 07時26分
 「お店、お決まりですか? うちの店は安心安全な店ですよ」
 四連休最終日の夕方、越谷市内の駅前を歩いていると、居酒屋の呼び込みにあった。彼の言う「安心安全」というのは、新型コロナウイルスへの感染防止対策がとられている、ということ。結局、別の店に入ったが、その店の入り口には消毒液。おしぼりと一緒に、店員は食事用の箸の他に、大皿用の取り箸を添えた。
 呼び込みの口上や、食事の提供方法の変化。向かい合わせにならないよう、席の配置を工夫する店もある。気付けば、ビニールで囲われたスーパーなどのレジも、当たり前の光景になってしまった。
 県は店側に対策の徹底と、客が店を選ぶ判断材料になるよう対策の店頭掲示を呼び掛け、来店時に感染者との接触を客が把握できるアプリの導入も促すが、まだまだ街中に浸透しているとは言い難い。感染しない、させない暮らし方が早期収束の鍵だと、私たちは今、試されている。 (飯田樹与)

関連キーワード

PR情報

埼玉の最新ニュース

記事一覧