新駅舎にクラゲゆらゆら 小田急片瀬江ノ島駅

2020年8月3日 07時11分

片瀬江ノ島駅に設置されたクラゲの水槽と新江ノ島水族館の足立さん=藤沢市で

 小田急片瀬江ノ島駅(藤沢市)の新駅舎が完成した。新江ノ島水族館の協力で、クラゲが漂う常設の水槽が駅内に登場。ホームを歩けば目に入ってくる趣向で、駅利用者らの間で話題になりそうだ。
 水槽は駅舎正面中央に置かれ、開口部が直径二メートルの円形で、二・六五トンの海水が入っており、ゆっくり回転するように流れている。四十匹のミズクラゲがゆらゆら浮遊する様子は、同館で人気を集めている展示水槽そのままだ。
 同館によると、館外に水槽を常設するのは初めて。少し離れた場所にろ過装置があり、地中を通した配水管でつなぎ、水温調節機能も備える。異常が生じれば、近くの同館に警報が伝わり、対応する仕組み。クラゲ担当の足立文さんは「環境がどう影響するのかも気になるので、毎日、様子を見に来たい」と話した。
 小田急電鉄の星野晃司社長は「これは珍しい。評判になると思う」と期待。同館の堀一久社長は「クラゲの出迎えで高揚感を持ち、江の島散策を楽しんでいただければ」と語った。
 改良工事は二〇一八年二月に始まった。新駅舎は従来の竜宮城のイメージを引き継ぎ、新たに各所に竜の像や天女の絵などがあしらわれ、日没後は毎日、ライトアップされる。 (吉岡潤)

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