イノシシ成獣捕獲 センサー式 箱わなを設置 安中市

2020年8月3日 07時33分

新たに導入されたセンサー付き箱わな=安中市で

 安中市は農作物などを荒らすイノシシの成獣を捕獲するため、体の大きさを識別する赤外線センサーを備えた箱わなを市内の秋間梅林観梅公園内に設置した。農水省が導入を支援する赤外線センサー式自動捕獲システムで、実証実験として市内で初めて導入し、効果を検証する。
 同システムは箱わなに設置したセンサーで動物の大きさや体温などを感知し、一定以上の大きさのイノシシが入ると扉が閉まる。
 市によると、市内にはイノシシ捕獲用の箱わなが181カ所に設置されている。いずれも餌を求めてイノシシが箱わなに入ると扉が閉まる仕組みだが、イノシシの子どもや小動物、風による飛来物などでも作動してしまうのが課題だった。
 市は、イノシシの被害が出ている同公園のほか、1度わなにかかり損ね、警戒心の強いイノシシが出没している地域で同システムを使用する方針という。
 現地を視察した茂木英子市長は「捕獲に従事する人の負担軽減にもなる。できることを試し、広げていきたい」と期待した。 (樋口聡)

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