木村王位「切り替える」 藤井棋聖「温泉楽しみ」 王位戦第3局前日会見

2020年8月3日 20時41分

対局を翌日に控え会見する木村一基王位=いずれも3日午後、神戸・有馬温泉のホテルで

 将棋の木村一基王位(47)に藤井聡太棋聖(18)が挑む第61期王位戦7番勝負(東京新聞主催)の第3局(4、5日)を前に、両対局者が3日、対局の行われる神戸市・有馬温泉で記者会見した。藤井棋聖は第2局の後の7月16日、史上最年少で初タイトルを獲得。タイトル保持者同士の対局となるが、両者とも「これまでと変わらない」と強調した。
 ここまで2連敗の木村王位は「第2局は大逆転負けだったが、いい面も出せた。気持ちを切り替えて臨みたい」と明るい表情を見せた。藤井棋聖の初タイトルについては「記録を作ったたいへんな偉業」とたたえつつ「私も含め、同業者は『いつか取る』とみていた。第1、第2局と変わらず、全力でぶつかっていくだけ」と意気込んだ。

笑顔で会見する藤井聡太棋聖

 一方、藤井棋聖は「棋聖という立場になったが、自分としては変わらず対局に臨めている」と落ち着いた様子。初の温泉旅館でのタイトル戦対局について「温泉は好きなので楽しみにしていた。リラックスして2日間いい集中ができるのかなと思う」と笑顔で話した。
 第3局は旅館「中の坊瑞苑」で4日午前9時に対局開始。5日夜までに決着の見通し。対局は東京新聞ホームページでも紹介する。 (樋口薫)

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