シーパラのコースター事故 支配人ら2人を書類送検

2020年8月4日 19時25分
 横浜市金沢区の遊園地「横浜・八景島シーパラダイス」で2019年8月、停車していたジェットコースターに後続の車両が追突し、乗客2人が負傷した事故で、神奈川県警は4日、業務上過失傷害の疑いで、支配人の男性(47)とアトラクションの維持保全管理の責任者の男性(46)を書類送検した。

◆業務上過失傷害容疑で 神奈川県警「厳重処分」求める

 書類送検容疑は19年8月4日、事故前にブレーキの不具合を確認しながら整備や点検などをせず漫然と運行を続けて事故を起こし、乗客に軽傷を負わせたとされる。県警によると、支配人は「維持保全管理の責任者に一任していた」、維持保全管理の責任者は「大丈夫と甘んじていた」などと供述し、容疑を認めている。県警は横浜地検に2人を起訴するよう求める「厳重処分」の意見を付けた。
 県警などによると、事故原因は車両底部のブレーキの部品が長期の使用により摩耗したことなどにより、制動力が落ちたこと。事故前も正しい停車位置に止まれないことがあったが点検時の基準をつくるなどの対策をしなかったという。
 事故では、23人が乗った車両が止まりきれず徐行状態のまま、客が降りて空になった車両に追突。最前列の男女2人が足をけがした。
 運営会社の「横浜八景島」は「多大な迷惑をおかけし、改めて深くおわび申しあげます」とのコメントを出した。同社は、点検時の基準を厳しくするなどし、今年2月、コースターの運転を再開した。

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