総額10億円を従業員に 埼玉の運送会社、コロナ禍の奮闘ねぎらう

2020年8月4日 19時39分
 新型コロナ禍で奮闘する従業員らに報いたい―。埼玉県吉川市に本社を置く運送会社「丸和運輸機関」(東証一部上場)は、新型コロナの感染拡大に対応する慰労金として、トラック運転手などグループの全従業員約1万人に総額10億円以上を支給すると発表した。全額を和佐見わさみ勝社長の個人資産から出すという。
 同社は「桃太郎便」のブランドで知られ、大手通販サイト「アマゾン」の配送を受託する。コロナ禍による巣ごもり需要で、食品スーパーなど小売店や、家庭への配達量が増加。業務の負担が増した従業員に報いるため、支給を決めた。

◆社員に平均30万円 パートに最大5万円

 役員と社員約3500人には役職に応じて最大100万円(平均約30万円)を10月に、パート従業員約6500人には最大5万円を今月中にも支給する。
 同社は「コロナ禍で必要不可欠な仕事に使命感を持ち、業績の貢献に努めたことへの謝意を表した」としている。今年で創業50周年を迎えた記念も兼ねているという。 (近藤統義)

PR情報