藤井、2筋から仕掛け 王位戦第3局1日目終わる

2020年8月4日 23時07分

立会人の淡路仁茂九段(左)に封じ手が入った封筒を渡す木村一基王位(右)。中央は藤井聡太棋聖=4日、神戸市北区、旅館「中の坊瑞苑」で


 将棋の木村一基王位(47)に藤井聡太棋聖(18)が挑戦している第61期王位戦7番勝負(東京新聞主催)の第3局が4日午前9時から、神戸市北区、有馬温泉の旅館「中の坊瑞苑」で指され、午後6時13分、後手番の木村が46手目を封じて1日目を終えた。
 藤井の2連勝で迎えた本局は、先手番・藤井の初手7六歩からシリーズ初の相矢倉の戦型となった。
 木村が4三金右(32手目)と玉をがっちり囲ったのに対し、藤井は5八金(33手目)と、バランス重視の布陣に構えた。
 藤井が1七香(37手目)から端攻めを狙うと、木村は2二銀(40手目)と引き、銀冠を目指した。ここで藤井が2四歩(41手目)と動くと、歩交換の後、木村は4二角(44手目)と反発。藤井が4六角(45手目)と好位置に戻すと、木村は31分考えて次の手を封じた。
 第2局に続き、本局でも封じ手は3通作成され、1通は九州を中心とした豪雨被災地へのチャリティー用に販売される予定。
 持ち時間各8時間のうち、1日目の消費時間は藤井4時間12分、木村3時間34分。2日目の5日は午前9時に再開し、夜までに勝敗が決まる見通し。対局は東京新聞ホームページでも紹介している。

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