家庭内感染が東京で増加、「夜の繁華街」を超える 

2020年8月5日 22時13分
 感染経路が判明した東京都内の新規感染者のうち、家庭内での感染が7月下旬以降、増加傾向にある。同月中旬までは、ホストクラブやキャバクラなど接待を伴う「夜の繁華街」関連が多くを占めていたが、下旬からは「家庭内」が逆転して、経路別の感染者数でトップになっている。
 都の速報を分析すると、7月1~7日は家庭内が44人に対して夜の繁華街は5・5倍の244人。ところが同29日から今月4日までの1週間では、家庭内が239人で夜の繁華街175人を逆転した。
 都によると、家庭内は父親から10歳未満の子どもにうつった例や、逆に20~30代の子どもから年配の親が感染した例がある。70~80代の家族内感染もある。今月2日には5人家族や4人家族の全員が感染したという報告もあった。家庭内感染には、夜の繁華街での感染から広がったとみられる事例もあるが、会食や経路不明などさまざまなケースがあるという。
 担当者は「感染力が強いので、体調不良の場合は早めに医療機関を受診し、家でもマスクや換気をしてほしい」としている。(原昌志)

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