天空の茶畑で一服 ティーテラス「茶の間」

2020年8月7日 07時30分

急斜面の茶畑に設置した「天空の茶の間」。晴れていれば左前方に富士山が望める

 茶畑のど真ん中で、淹(い)れ立ての静岡茶と絶景を味わえる体験プログラム「茶の間」が、県外からの予約受け付けを再開。1組(5、6人程度まで)完全貸し切り予約制で、三密を避けられるレジャーとしても注目されている。
 公益財団法人するが企画観光局(静岡市)が、ご当地の茶を活用した「茶事変」プロジェクトの一つとして、昨年から始めたもの。茶農家の協力により、静岡県内6カ所で実施中だ。
 中でも人気の「天空の茶の間」(静岡市清水区布沢)は標高350メートルの山間部にある。麓の受付で夏季限定の冷茶や茶氷(かき氷)と湯飲みなどが入った「茶の間セット」を受け取り、山道を上った。急斜面の茶畑にしつらえたティーテラスに上がると、目の前は空。眼下には幾重にも連なる緑の山並み。遠くまで開けた、まさに天空を実感する空間。晴れていれば、富士山も望める。
 ここで味わうお茶は格別。目の前の茶畑で育てた中から、厳選した茶葉を用意してくれる。オフィスの給湯器から出てくるお茶とは比べものにならない、奥深い味に驚く。気に入れば、帰りに購入もできる。
 ほかに、こだわりの釜炒(い)り茶を味わえる「大地の茶の間」、バスで行ける日本平ホテルに隣接した「全景の茶の間」などがあり、珍しい黄色い茶葉を育てる「黄金の茶の間」ではテレビ番組「ポツンと一軒家」に登場した古民家でも茶体験ができる。
 今年は、各茶の間にポストを設置し、茶葉入りポストカード(30%引き招待付き)を用意。友達に「落ち着いたら茶の間で会いましょう」とメッセージも送ってみよう。 (村手久枝)
◇利用料は90分間(「黄金の茶の間」は210分)貸し切りで1人3000円(お茶のふるまい付き)。冷茶と茶氷は「全景の茶の間」以外で、8月まで実施。予約は3日前までに「茶事変」公式サイトか(電)054・251・5937で。

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