バイデン氏「核なき世界に努力」 広島原爆の日75年で声明 

2020年8月7日 11時00分
7月、米東部デラウェア州での選挙集会で話すバイデン前副大統領=AP・共同

7月、米東部デラウェア州での選挙集会で話すバイデン前副大統領=AP・共同

 【ワシントン=金杉貴雄】11月の米大統領選に向け民主党候補に正式指名が確実なバイデン前副大統領は6日、広島への原爆投下から75年に合わせて声明を発表し「広島と長崎の恐怖が2度と繰り返されないように、核兵器のない世界に近づくように努力する」と表明した。オバマ前大統領が掲げた「核なき世界」を引き継ぐ考えを明確にした格好だ。
 バイデン氏は、トランプ大統領は代替案もないまま複数の国際協定を破棄するなどした結果、イランを核開発の道に戻し、同盟国や友好国との信頼を犠牲にして「世界により危険をもたらした」と批判した。
 大統領選での自身の勝利を前提に「究極の目標である核兵器の脅威のない世界に再び取り組まなければならない」と強調。来年2月に期限切れとなる米ロの新戦略兵器削減条約(新START)を延長させると主張し、「軍備管理と核不拡散に関する米国のリーダーシップを回復する」と訴えた。

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