同胞のため私も活動 ネパールの家族らへ=ジャガット・カダカさん

2020年8月10日 07時08分

しゃれたハットでポーズを決めるジャガット・カダカさん=新宿区で

 二〇〇四年ごろから役者やタレントとしてテレビに出る仕事をしています。刑事ドラマやバラエティー番組内の再現ドラマ、トーク番組など、これまで二百回ぐらい出演してきました。
 出身国のネパールは、世界一高い山のエベレスト、仏陀(ぶっだ)生誕の地があることで有名です。生まれ育った故郷では、親の農業を継ぎ、村を一生離れない人ばかりでしたが、父は「勉強して外に出なさい」という教育方針。首都カトマンズで日本語を勉強しながらアルバイトで資金をため、一九九八年に来日しました。
 父は、ずっと故郷にとどまれば自分のように外の世界を知らず、貧しさで苦しむと考えたようです。私を含む子ども十人は全員、故郷以外で暮らしています。
 今の生活は、次世代のために行動してくれた父らのおかげ。私も、同胞が日本で暮らしやすいようにと、ネパールのニュースサイトに日本に関する記事をボランティアで書いています。
 電車で大声でしゃべるといった日本人が嫌う行動についてや、最近では新型コロナ関連の情報を発信することも。今後も、日本とネパールの関係が良くなるような活動に取り組みたいです。
 (福田真悟)

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