崖の上の「ポニョ」捕獲に成功

2020年8月11日 22時44分

保護された、京成線の線路沿いの斜面に迷い込んでいた子ヤギ=11日午後、千葉県睦沢町

 千葉県佐倉市は11日、5月に京成線の線路沿いの斜面に迷い込み、2カ月以上居着いた子ヤギを捕獲したと発表した。飼い主らが別の子ヤギを使って誘い出した。軽い脱水症状がみられるものの、健康状態はおおむね良好という。

 市によると、子ヤギは2月生まれの雌。近くの男性が5月、除草のためにペットショップで購入し飼育を始めたが、間もなく柵を跳び越え脱走、高さ約20メートルのコンクリートの「崖」に住み着いた。連日市民らが様子を見に集まり、スタジオジブリのアニメーション作品にちなみ「ポニョ」とも呼ばれた。
 捕獲は群れで暮らすヤギの習性を利用したもので、同じ雌ヤギが現場で鳴いたところ10分ほどで駆け上ってきたという。
 捕獲に協力した「むつざわヤギ牧場」(千葉県睦沢町)の飼育員熊本泉穂さん(26)は「気温が高かったので体調を崩す前に保護できてよかった」と話した。今後1カ月程度牧場で保護し、その後は市や飼い主と協議して決めるという。
(共同)

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