<新型コロナ>移動図書館で新しい日常 佐倉 飲食コーナーやテント、いす併設

2020年8月12日 07時35分

屋外で読書を楽しむ子どもたち=佐倉市で

 佐倉市臼井田の佐倉ふるさと広場駐車場で十一日朝、移動図書館を中心に、飲食物の販売コーナーやテーブルといすを置いたテントが配置され、通勤途中のサラリーマンや夏休み中の家族連れらでにぎわった。
 新型コロナウイルス禍での新しい図書館サービスを模索する社会実験として、二〇二三年に開館を予定している新しい図書館などの複合施設の運営方針を検討するプロジェクトチームが企画した。
 移動図書館は約二千五百冊を収容。子ども用の絵本を多めに積んだほか、ツーリングやウオーキング、運動に適した料理のレシピなど、サイクリングロード沿いの環境に合わせた書籍を取りそろえた。
 地元のベーカリーカフェが販売したベーグルとパンは早々に完売。移動カフェがやって来て自家焙煎(ばいせん)コーヒーを提供したほか、新鮮野菜のスムージーも人気を集めた。
 夏空の下、印旛沼湖畔の目に鮮やかな緑とさわやかな風を感じながら、主に子どもたちが読書を楽しみ、大人たちは適度な距離を保ちながら飲食とおしゃべりを満喫していた。
 メンバーで市職員の榊田大輔さんは「新型コロナと向き合う上で、屋外公共空間の活用はもっと必要になる。移動図書館とテレワーク環境の組み合わせなどにもチャレンジしてみたい」と話した。 (小沢伸介)

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