景気「持ち直しの動き」 7月県内経済情勢 11期ぶり上方修正

2020年8月12日 08時09分
 東海財務局静岡財務事務所は、七月の県内経済情勢を発表し、景気判断を「足元では持ち直しの動きがみられる」と二〇一七年十月以来十一期ぶりに上方修正した。新型コロナウイルスの緊急事態宣言解除後の経済活動の再開状況を踏まえた。ただ、感染が再拡大している直近の状況は織り込んでいない。
 主要項目別では、個人消費を「持ち直しの動きがみられる」とし、一四年四月以来二十五期ぶりに引き上げた。スーパーの内食需要やドラッグストアの衛生用品が好調なほか、外出自粛の緩和などでコンビニや百貨店、車販売も上向いている。
 生産活動も七期ぶりに上方修正し、「持ち直しの動きがみられる」とした。車関連で部品調達網の停滞が緩和され、電気機械もエアコンや冷蔵庫などの需要が戻っている。
 一方、雇用情勢は、幅広い業種で求人が減少し、五月の有効求人倍率が前月比〇・一一ポイント減の一・〇六と低下したことから、二期連続で下方修正。「弱い動きとなっている」とした。
 先行きは「感染症が地域経済に与える影響に十分注意が必要」としている。(伊東浩一)

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